「寝てるのに疲れが取れない」そのモヤモヤの正体

朝、7時間は寝たはずなのに全然スッキリしない…そんな経験ありませんか?
私も30代後半からずっと、「寝たのに疲れが取れない」モヤモヤを抱えていました。
「睡眠時間は十分なはずなのに、なぜだるいんだろう?」と。

そんな私の転機は、Apple Watchをつけて寝て、AutoSleepというアプリで睡眠スコアを測るようになったことでした。

睡眠は「量」じゃなくて「質」が重要

ある日の睡眠データをご紹介します。
就寝時間は7時間19分。まあまあ寝た方です。
ところが、AutoSleepでのスコアは…

  • 睡眠スコア:34点(かなり低い)
  • 深い睡眠(Deep sleep):47分
  • 平均心拍数(就寝中):74bpm(かなり高い)

これを見て、「寝てる“つもり”だっただけなのかも…」とショックでした。
実際、体は一晩中どこか緊張していたのか、朝起きてもぐったり。
「量」だけでなく「質」も大事だということを初めて実感した瞬間でした。

短くても“整っている睡眠”ならスッキリ起きられる

逆に、夜にお酒を控えてスマホを早めに手放した日には──

  • 睡眠時間:6時間43分(少し短め)
  • 睡眠スコア:90点
  • 深い睡眠:46分
  • 心拍数:58bpm

この日は、目覚ましが鳴る前にパッと自然に目が覚めて、朝からやる気が全開。
同じくらいの睡眠時間でも、「整っている」かどうかでこんなに体感が違うなんて…。
Apple WatchとAutoSleepを使い始めて、ようやく自分の“本当の眠り”が見えるようになったんです。

疲れの正体は「見えない夜」にあった

寝ているのに疲れが取れない原因──それは、

  • 深い睡眠がほとんど取れていない
  • 中途覚醒で脳がちゃんと休めていない
  • 寝ている間も交感神経が働いている(ストレス・お酒・スマホなど)

つまり、睡眠の「質」が整っていないことで、体も脳も完全に休めていなかったんですね。
でもこれは、体感だけではなかなか気づけません。私もずっと「寝てるのにおかしいな」と思っていました。

「見える化」こそ、整える第一歩

Apple Watchをつけて、AutoSleepでスコアを毎日チェックするようになってからは、
「なぜ今朝はだるかったのか?」「なぜ昨日はすっきりしたのか?」がはっきりとわかるようになりました。

寝ている時間は、ただの「休息」じゃなくて、“整える時間”
その時間を味方につけることで、毎日のコンディションも整いやすくなります。

次回は、Apple Watchの睡眠スコアってそもそもどんな仕組み?という部分を、実際のデータと一緒にご紹介します。