50代、フリーランス。朝の倦怠感を「気合」で流せなくなった私が、Apple Watchを腕に巻いた理由

布団から出るのに、以前よりも少しだけ「覚悟」が必要になったのは、きっと寒さのせいだけではありません。

私は現在50代のフリーランスです。 かつてはテレビやラジオといったメディアの現場で、昼夜を問わず忙しなく働いてきました。40代までは、多少の無理をしても「一晩寝ればスッキリ」とリセットできていた気がします。

しかし、50代の坂を登り始めた頃から、朝の景色が変わりました。 「しっかり寝たはずなのに、なんだか体が重い」 「昨夜のお酒が、まだどこかに居座っている気がする」

そんな「なんとなくの不調」を、これまでは気合で流してきました。しかし、代わりのいないフリーランスという働き方において、自分の体がダウンすることは、そのまま「サーバーダウン」を意味します。

そこで私は、自分自身の「運用保守」を始めることにしました。 その相棒に選んだのが、Apple Watchです。

「主観」を「客観」に変えるデバッグ作業

WEB制作の現場では、アクセス解析やソースコードのデバッグなど、常に「数字」と向き合っています。それなのに、一番大切な自分の体の状態については、ずっと「主観(なんとなく)」で済ませてきました。

Apple Watchと睡眠分析アプリ「AutoSleep」を導入して、驚いたことがあります。 それは、「睡眠スコアが良い日でも、中身はボロボロのことがある」という事実です。

例えば、この正月のこと。 デバイスが弾き出した睡眠スコアは「90」という優等生な数字でした。 しかし、その内訳データを覗いてみると、アルコール摂取の影響で平均心拍数は跳ね上がり、脳や体をメンテナンスするための「深い睡眠」は、通常の数分の一にまで削り取られていたのです。

完全に自分の体の悲鳴(心拍数)を見逃していた。

「ほろねむログ」で伝えていきたいこと

このブログのタイトル「ほろねむログ」には、大好きな「お酒」と「心地よい眠り」を両立させたい、という欲張りな願いを込めています。

私は、ストイックな断酒を勧めるつもりはありません。 ウイスキーやビールを楽しみながら、いかに翌朝のパフォーマンスを最大化させるか。 そのための「最適解」を、自らの体を使った実験データとして記録していきます。

  • 純アルコールが何グラムを超えると、私の心臓は「残業」を始めるのか。
  • 睡眠の質を左右するのは、実はお酒の量よりも「入浴のタイミング」ではないか。

そんな、50代の現役クリエイターがたどり着いた、マニアックで切実な「トリセツ」を共有できればと思っています。

人生100年時代。後半戦を支えるのは、気合ではなく「データに基づいた賢い運用」です。 私と同じように、体の変化に戸惑いながらも「まだまだ楽しく働き、遊びたい」と願う皆さんの、一つの「羅針盤」になれば幸いです。

これから、どうぞよろしくお願いします。