最近、YouTubeで人気の「酒飲み系チャンネル」をよく見ます。 美味しそうな料理に、生ビールやレモンサワー、ワインを流し込む姿に「今度ここに行ってみようかな」と旅の計画が膨らむ一方で、心のどこかで、言葉にできない小さな違和感が拭えませんでした。
その違和感の正体に気づいたのは、自分が「データ」を意識するようになってからです。
先日、旅先で少し飲みすぎた私の純アルコール量は81.2gでした。動画で見るような豪快な飲みっぷりなら、おそらく100gは優に超えているはず。かつての私もそうでした。30代の頃は「飲み放題で元を取るんだ」と意気込み、何杯飲んだか記憶にないほど流し込むのが当たり前でした。
でも今ならわかります。それは「楽しさ」ではなく、ただの「麻痺」だったのだと。
「天職」という名の馬車馬
47歳まで会社員として働いていた頃、私は常にストレスの渦中にいました。 管理職になり、責任範囲が広がるにつれて、ストレスとアルコール量は見事なまでに比例していきました。
「自分にしかできない仕事だ」 「期待に応えなければ」
当時は仕事自体が楽しいと思っていたし、やりがいも感じていました。でも今思えば、そう思い込もうとしていただけだったのかもしれません。実際には新しいことを学ぶ余裕もなく、せっかくの旅行も「ただ飲めればいい」という感覚。どこへ行っても、魂が抜けたように疲れていました。
決定的な転換点は、さらなる重圧がかかる体制変更でした。 その時、ふと気づいてしまったのです。会社は私という人間を大切にしたいのではなく、ただ馬車馬のように働く「代わりのきくパーツ」が欲しいだけなんだ、と。
尊敬する上司が自分を削って会社に尽くす姿を見て、「自分もアシストせねば」と刷り込まれてきた価値観。それがガラガラと音を立てて崩れ、急に熱量が冷めていくのを感じました。
「いつ呼ばれるかわからない」という呪縛
私の仕事には、特殊な重圧がありました。 緊急時には、たとえ深夜であっても、どれほどお酒を飲んでいても、会社に駆けつけなければならない。
「プロフェッショナルとして、いつでも動ける状態でいろ」という逃げ場のない責任感。それと同時に、「もし緊急時に駆けつけられなかったら、後輩たちに合わせる顔がない」という恐怖。
「一番大切にしたい睡眠を、いつでも奪われる可能性がある」
そんな怯えの中で飲むお酒は、解消ではなく、ただ恐怖を一時的に忘れさせるための「麻痺薬」に過ぎませんでした。自分の健康とやりたいことを天秤にかけた時、私は「安定」という名の重圧を、もう背負い続けることはできませんでした。
30代、40代の「やってられない」夜に
今、フリーランスとして自分の時間をデザインできる生活を送る中で思うのは、かつての私と同じように「飲まなきゃやってられない」夜を過ごしている現役世代のことです。
仕事の責任感、あるいは家事や子育てのストレスで、お酒がないと眠れない。そんな夜の孤独を、私は痛いほど知っています。自分を麻痺させなければやってられないほど、あなたは今日を一生懸命に生き抜いたのだと思います。
でも、だからこそ。 一度だけ「数字」を味方にして、自分を労わってあげてほしい。お酒に頼らず、自律神経が整った状態で静かに自分を見つめ直したとき。きっと、今の場所から抜け出すための「新しい出口」や、人生に対する全く別の発見が、向こうからやってくるはずだから。
Apple Watchは単なるガジェットではありません。重圧から「自分という存在の主導権」を取り戻すための、静かな、けれど強力な武器なんです。
私が使っているアイテム
私の睡眠を支えてくれているのは、Apple WatchとAutoSleepアプリです。
(準備中:近日中に詳細リンクを掲載予定)
- Apple Watch Series 8/GPS(睡眠計測に)
- AutoSleepアプリ(詳細な睡眠分析に)
- Apple Watch用ソロループバンド(着け心地が良く睡眠時も快適)
スマートウォッチのある生活で、自分の身体を見つめ直してみませんか? 数字で見えてくる「自分」が、きっと新しい発見をくれますよ。
